できればもう少し幸せになりたい

栄養失調からのパニック予備軍と診断され日々戦っています。私が今日を生き延びるためのメモです。

『褒めてもらえるかも』の原動力

女性誌のお悩み相談を読んでいた時の話です。

 

なんとなく印象深かったのが

『恋人と別れてから気づけば服もろくに買わず美容院もサボり出して自分がみすぼらしくなっている。周りからは綺麗になって見返すくらいの気持ち出ないと、とか新しい出会いのために、とか言われるけれど意欲がわかない』

といったような内容でした。

 

答えは

今はまだお休みの期間なんだ、マイペースでいい、とか

できそうな時に少し試してみたり出かけてみる、

オシャレは彼の為ではなく自分を好きになるため、といったような感じ。

 

そりゃあ辛いなぁ そうだなぁと読んでいたのですが、思い返せば私が最後に美容院に行ったのはいつだったでしょう。

 

私が直近で美容院に通ったりオシャレをしようとして服屋に通いつめていたのは

彼とお別れする3ヶ月ほど前からのように思います。

当時は彼との時間が減って辛く、自分がブスだから飽きられるのではと焦っていました。

彼は忙しくて私に構えなかったと今ではわかるのですがその時は必死でした。

それから美容院に行くうちに少しずつでも可愛くなる自分が嬉しくて

可愛いと言ってもらえるかも、褒めてもらえるかもの期待で色々と試していました。

 

思い返せばその時期は一生懸命で今よりポジティブで楽しかったような気がします。

 

 

彼と別れてからなんとなく足が遠のいて

ボサボサになってきたのが分かっていても

好きな服屋さんがセールになっていても

気力が起きない。

そして落ち込む。

 

好きな人のちょっとした一言の力って

本当に強いよなぁと思う次第です。

 

私も友人によく言われます。

いつまでへこんでるの、喪女化激しい、新しい出会いのためにって。

 

でも、まだ全然前を向けそうにない。

 

ただ、少しだけ美容院位は行こうかなって気持ちになりました。

 

オシャレ楽しい、私可愛いって喜べる時は幸せだから

早くそんな自分を楽しめるようになりたいです。

『自分に』褒めてもらえるかもの原動力で。

 

 

 

 

 

まや

 

「可愛い」

今日もなかなかに不細工です。

おでこに2個できたニキビは増えて眉にも出来て3個になったし、

BMIはやや太っているだし、

瞼のカサつきは治らないし。

鏡を見る度に、ああ不細工って毎日落ち込んでしまうのです。

 

小学生が終わるまで、私は自分が可愛いと信じていました。

飛び抜けてとは思わなかったけれど笑顔も可愛いし可愛い格好も好きだし

可愛いねって言いあえる友達や家族に囲まれている幸せな環境で、不細工なんて思ったこと一度もなかったんです。

 

でも、自分の評価なんて人の心ない言葉で一瞬で崩れてしまう。

中学生に上がってから不細工、デブと馬鹿にされることが増えました。

自分は不細工だったのかとショックで毎日髪を綺麗に結んだり可愛い服を買ったりした。

それでも不細工と言われて

いつの間にか鏡を見ると物凄く不細工だと思うようになっていきました。

 

少し前まで、私は付き合っている人がよく言うブタちゃんとか不細工って言葉が怖かった。

その辛さは変わろうという気持ちにはならず

ただひたすらに

何故そんなブスが選んでいただけているのか?

デブだから可愛い人が来たら居なくなるのでは?

こんな顔なのに文句なんて言ったら嫌われる

私はきっと彼に釣り合わない

なんて毎回飽きもせず永遠に悩んでいました。

泣きながら整形の無料カウンセリングに申し込んでみたり彼の好きな顔を見て勝手に落ち込んだり。

 

今は彼とはお別れして、昔私をいじめていた人もいないけれど

本当によく思い出します。

そして、今でも不細工だと毎日思うけれど

私が一番私のことを守ってあげなければいけなかったし

何を言われても私は可愛いって思えるくらい自分の好きな「可愛い」を負けずに貫けていたらと思ってしまいます。

 

 

最近、好きな人がよく可愛いと言ってくれるようになりました。

顔は不細工なままだしその思い込みは簡単には解けないけれど

本当に嬉しいしその時の私はいつもよりきっと可愛いんだと思います。

 

よく恋愛コラムである、

彼女を可愛くしたいなら可愛いって言い続けること。とか

彼ができると女性は可愛くなる。

という説はいやはや本当そうですよと思う次第です。

 

ダイエットとか美意識高めるももちろんだけれど

自分を認めてあげられるようになりたいなぁ。

 

 

その方がきっと人生楽しいから。

 

 

まや

 

 

ハッピークリスマス。

クリスマス大好きです。

2ヶ月前から楽しみなくらい、好きです。

 

ですが歳をとる事にクリスマスなんて面倒なだけって人が周りに増えてきたように思います。

プレゼントを用意するのが大変、

ひたすら金が飛ぶ日、

家族サービス etc...

大人にとって面倒でそれこそ世の商売の策略にハマってるだけだよなんて話が増えるわけです。

 

でも、私は確かにそうだけれど策略バンザイありがとうと思うタイプです。

社会人になって特に、大切な人や家族との楽しい時間を買うって素晴らしいお金の使い方だと考えるようになりました。

季節の行事って自分の力になってくれる人、支えてくれる人、そんな人達と改めて楽しい時間を過ごせる大切な機会じゃないかなって。

そのうえ街に出るとこれでもかと言うほどプレゼントも美味しい特別料理も溢れています。

いっぱい選択肢はある。クリスマスだからって、すごくいい口実じゃない?

 

だから私はクリスマス、大好きです。

あと、面倒ならプレゼントしなくていいって考える派。

誕生日もクリスマスもケーキとかそっちばかり先走っちゃって面倒とかわからないとかよく聞くけれど

お祝いしたい気持ちがあってからの物ではないでしょうか。

お祝いはしたいけれどプレゼントまでは面倒。

ならお祝いの時間は思いっきり楽しむとか。

喜んだ顔が見たいって気持ちがケーキだけじゃ足りないならプレゼントも準備するとか。

本来そうじゃないかなぁって思うのです。

 

物をあげなきゃダメってとらわれてイベント楽しめないのもったいないよ。

もっと気軽にクリスマス楽しもう。

大切な人といつもより少しゆっくり出来る時間が取れたらそれだけでもきっと幸せです。

 

なんて偉そうなこと言ってみました。

私も幸せなクリスマス過ごせるといいな。

 

 

まや

死にたい私と弟の話。

弟がいます。

穏やかで優しくて平和主義で

いつでも私を褒めて認めてくれる

大好きな弟です。

 

 

そんな弟が最近

初めて私に大声を出す事がありました。

 

その日私は

いつも以上にパニックになり

死ぬしかない。死にたいという気持ちでいっぱいでした。

苦しくて優しい声が聞きたくて

でも親には言えない、不安で仕方ありませんでした。

結局衝動的に弟に電話をする事に。

驚く弟にわんわん泣きながら

死にたい、苦しいと繰り返しました。

 

そんな私に弟が一言、

「お姉ちゃんお願い死なないで!!!」

と大声で叫び、私に負けない程泣きだしたのです。

電話の向こうでは弟を心配する声、

落ち着いてと宥める母の声がして電話は切れました。

 

滅多に大声なんて出さない。

ましてや私にあんな声出したことない。

その勢いに圧倒され、

死にたい気持ちは燻っているものの唖然としていました。

 

 

 

後日、母と二人でご飯に行った時。

母にあの日の話を聞きました。

弟は私が死にたがっている事は伏せて

僕が急に泣きだしたと説明していたようでした。

 

 

そこではじめて弟も辛い思いと戦っている事を知ったのです。

 

 

弟は今高校生。

数年前、中学時代にクラスメイトが自殺をしたそうです。

原因は不明。

遺書などもなく、手がかりは全くなかったそうです。

クラスメイトは皆泣き、

当分これなくなった人や何ヶ月も塞ぎ込む人もいたようです。

それでもクラスでの話し合いや、

卒業式に彼の好きな曲を皆で合唱したり

思い出を語り合って泣きあったりと

少しずつ少しずつ皆それぞれに傷を癒し

普通の生活を取り戻していきました。

 

でも、弟は出来ませんでした。

元々人に自分の気持ちを伝えるのが苦手で

平和になるよう抱え込むタイプです。

自分の気持ちは抑えて落ち込む皆を励まし、

支えようとしたそうです。

外からは大きくダメージを受けてないように見えた。

でも間違いなく深く傷つき、それは全く癒されないままでした。

 

 

それから数年たった今年。

ペットのうさぎが亡くなった時、それが全て爆発しました。

うさぎの死を発見したのは1人で家に帰った小学生の妹。

混乱して泣きながら弟に電話をしたそうです。

弟はショックと妹を助けたいという気持ちで焦り、

必死に走って帰ってきました。

帰り着くと冷たくなったうさぎを抱いて号泣する妹。

ペットとはいえ目の当たりにした家族の死に、

数年前のショックが全てぶり返されてしまいました。

 

動物が少し怖い弟。

うさぎの世話はあまり得意ではありません。

でも誰よりも毎日泣き続け、

お墓を掃除し続けたそうです。

 

それから急に泣いたり怯える日が増えました。

走って必死に帰らないと家族が死んでいる気がするとパニックになる日もあるそうです。

学校に行くと人が死んでいるかもしれないと怯える日があるそうです。

 

 

そこまで聞いて私はすごく心が痛くなりました。

弟の必死の死なないでという声が苦しかった。

 

 

死を軽視している訳ではありません。

死にたい衝動、どうしようもないんです。

でも弟の気持ちを考えると心が痛くてすぐに私は謝りました。

その時の弟の返事は

「お姉ちゃんはもう死にたいかもしれない。

死んでも悲しむ人いないと思うかもしれない。

でも、関わってる人皆悲しいよ。

お姉ちゃんの事詳しくなくても

昨日いた人が自分で死んでしまうの辛いよ。

それに僕はお姉ちゃん、大好きだよ。

お姉ちゃん頑張ってるしいい所沢山あるよ。」

とゆっくり話してくれました。

 

 

 

私の死にたい気持ちはそれでも消える事はありません。

でも、残された人の事、関わってくれた人の事。

死ぬ前ってすごく自分勝手で考えれないなって思いました。

 

まだわからない。

それでも私は死にたいと思ってしまう。

 

でも弟の言葉はすごく響きました。

人が死ぬって、大変な事です。

 

 

死にたい気持ちが消えないこと、情けないです。

 

それでも少しだけ、考えれた気がする。

 

ありがとう弟。

お姉ちゃんも貴方が大好きです。

これ以上苦しませたくない。

だから今はまだできるだけ生きていこうと思います。

 

 

まや

 

大切な1人のプリンセス

お姫様になれると信じていました。

 

幼少期、童話がとても好きでした。

母が買ってくれたグリム童話全集。

聞いていた赤ずきんよりシンデレラより

ずっとずっと怖くて暗い話だったけれど

大好きで毎日毎日読んでいました。

 

布団にくるまってドレスを着たつもりになって

キラキラのビーズを繋げて首に飾って

お姫様になったつもりになると

なんでもキラキラして楽しかったんです。

 

 

そんな私に母がよく言っていました。

 

お姫様にも色んなお姫様がいる。

大きなお城に住んでいるキラキラのお姫様。

狭い塔に閉じこめられているお姫様。

町娘と一緒に遊び回る無邪気なお姫様。

お姫様は沢山いて、

私も私の友達もその中の一人。

可愛い可愛いお姫様できっと幸せになれる。

 

だから皆に優しくして

自分を大切にして

素敵な物をきちんと素敵って言える

そんなお姫様になってね。

きっと素敵な王子様が迎えに来てくれる。

可愛いものと優しいものに囲まれた

幸せなお姫様にきっとなれる。

 

 

 

 

先日、病院で先生が励ましてくれる中に

「まやさんは

可愛いものに囲まれるのが夢だったよね。

きっと叶うよ。絶対良くなる。」

って言ってくれました。

 

いつそんな事言ったか忘れたけれど

お姫様になれると信じていた私を思い出しました。

 

いつからお姫様になれる事忘れたんでしょう。

いつから色々な物を素直に見れなくなったんでしょう。

 

家族はいつも穏やかでした。

素敵、可愛い、それいいねって

どんな話も聞いてくれました。

 

大きくなってくるとそんな環境は無くなってきて

私はどんどん怖くなりました。

軽い調子で暴言が飛び交い

トゲトゲした関係が蔓延していて

誰が何を考えているのか分からなかった。

 

不安な日が増え

周りに考えも気持ちも言いたくなくなって

ただただ怖くて緊張していました。

幸せになろうとか

優しい世界をどんどん考えなくなりました。

 

 

でも本当は

私も穏やかに過ごしたい。

可愛いものと優しいものに囲まれたい。

私のこともっとみてほしい。

私の世界をもっと知ろうとして欲しい。

幸せになりたい。

私の事もっと大切にしてあげたい。

私も幸せになれるはずなのに。

今の私は汚ない。

何も出来ないのに狡く生きてる。

 

 

 

私は可愛いお姫様になりたかった。

 

 

まや

 

 

 

消えたいはずはないのに今日も。

急かされる事が苦手です。

責められる事も苦手です。

 

誰だってそりゃあそうだろうけれど

そういうニュアンスにとことん弱いです。

だからできるだけ

自分は自分を焦らさないように、

優しくしようと心がけています。

 

でも気持ちが比較的落ち着いている日の話。

 

荒れている日は大変です。

消えたいという悶々とした気持ちに責められ

そんな事考えるなと頭が怒り

消えたいわけじゃないのにと落ち込み

周りへの迷惑を考えれないと追い込み

癒しも優しさも程遠い責めと落ち込みのループ。

 

いつまでこんな気持ちと一緒にいなければいけないのか。

早く楽になりたい。

そうやって現実逃避に走りたくなってしまいます。

 

さらに酷い日は

消えたいではなくて消えなければならないになってしまいます。

消えなければならない

生きていてはならない

普通に立っているだけでずっとその気持ちに縛られる。

誰に言われたかも忘れたけれど

頭にこびりついた私を笑う声とか

馬鹿にする声とか

死ねって言われた声とか思い出して

周りの人が全員そう責めてくるように見える。

怖いです。完敗。世の中と私に完敗。

 

自分を好きになるためのトレーニングを自主的にしているのですが

そういう日があると一気に嫌いが加速してなかなか進まない次第です。

 

 

 

君はおかしくないよ生きてていいよ

ちゃんと頑張ってる

好きだよ味方だよって言ってほしい。

 

 

治せるように一生懸命頑張るから

私がおかしくなった時大丈夫だよって言ってほしい。

 

 

 

 

ひとりじゃ無理です。助けてください。

 

 

 

そんなこと素直にいえたら今こうなってないです。

 

 

まや

 

何が起きても月曜は来る。

数日間で色々起きました。

濃厚すぎて最近は日にち感覚が消えています。

 

それでもまた月曜日は来てしまいました。

こんにちは。まやです。

 

 

久しぶりに仕事に行くと

彼がいた時も今も

変わらずみんな普通に働いていました。

当たり前だけれど。

私のそばから彼がいなくなったのに

なぜ普通の世の中なんだと思ってしまうほど

私は世界が一変しましたけれども。

 

 

今は昼休みです。

 

仕事始めてから1番くらい一生懸命働きました。

都合よく忙しい日でよかった。

一生懸命苦手な接客ついて

めちゃくちゃペラペラ話しまくって

興味無いお客様の話もガンガン聞いて

倉庫の整理も発注管理も何でもしました。

必死です。1秒も暇な時間が欲しくない。

 

おかげでなんとか安定して仕事はできたものの。

彼によく似た背格好のお兄さんが

ご家族連れで入店されたのを見て

一気に崩れ落ちました。

彼ではないです。ただ後ろ姿が似てるだけ。

でも反射的に思い出したものは消えません。

 

一気に心が崩れて

手が震えて目頭が熱くなって

逃げるように昼休みをとりました。

わがままいってごめんね店長。

 

今までは

カップルも家族もうらやましいといいつつ

その姿に自分と彼を重ね

幸せな妄想をして

帰ったら彼に話してみようって

ほくほくとしていました。

それすらももう出来ないんだな。

 

でも仕方ないんです。どうしようもない。

私が傷つけてしまったから。

私は

少しずつ変わる努力をするしかないんです。

彼に認められなくても

彼に新しい人ができてしまったとしても

頑張り続けるしかないんです。

それしか彼にできる償いはありません。

 

 

それでも今日は帰って早く寝てしまいたい。

頭の奥がぐるぐるして苦しいです。

頑張らなきゃいけないけれど。

 

 

彼も今日は忙しい日だと思います。

疲れてるだろうな。大丈夫かな。

疲れてる日

私に会ってくれている時

少しでも私は癒せていたのでしょうか。

少しでも支えになれていたのでしょうか。

 

今更何を言っても遅いです。

でもそんなことしか浮かばない。

 

彼の支えになりたかった。

今でもなりたいけれど。

それはおこがましい事なんでしょう。

もう無理だと本当はわかっています。

それでも

少しでもない確率でも作りたくて

今はただただ必死です。

 

まや