憂鬱に打ち勝てない日の話
ほとんどの日が憂鬱だ。
しんどいし、苦しいし、死ぬ事や消える事ばかり考える。
もしくは何も思いつかないけれど苦しい。
それはもうデフォルトなんだけれど
それもとても重い日と何とかなるような日がある。
朝からぼーっと天井を見て
いつのまにか泣いて昼ごはんを作って
彼が帰って来る時間だけは考えなくて済むけれど、いなくなった瞬間
次しようとしていた皿洗いも洗濯もできずまたいつの間にか泣き出してしまって寝てしまって
彼のLINEで起きればもう夕方だし
それもなければ起きたら外が暗くなりかけている。
どうしようもないから出来る限り人には出したくないけれどそれも無理で
早く楽になりたい。
重い日にもう今日こそ今こそ死のうと思った日に
何とか自分を止めようと思って死にたい気持ちと死にたくない気持ちがぐちゃぐちゃになって逆に気持ちが無駄に静まり返った日がある。
出来る限り最小限に迷惑をかけずに死ぬ計画を立てなければいけなかったし
そのためには今日は死ねないけれど確実に死ぬ為の大切な計画だった。
だから真剣に考えた。その時の私の精一杯だった。
それを彼は見てしまったようだ。
見せたくなかった。知られたくなかった。
ただ、その時必死だったからどのノートかも覚えてなくてそのノートを無防備においていた私の不注意だった。
私の死にたい気持ちは何とかギリギリを保っていて誰かが関わるとどうなるかわからなくて
それも怖くて人には絶対見せたくなかった。
燃やそうかと思ったけれど、面白いから置いておく事にした、と彼は言っていた。
私は自分の気分が荒れている時の言動に対しての彼のコメントは上手く飲み込めない。
噛み砕いてどう言う気持ちで言っているのか理解できないのだ。
その時の自分の気持ちもよくわからない。麻痺しているような感覚で他人事に見えるくらいよくわからない。
不快にさせたんだろうと言うことはわかった。
悲しい思いもさせただろう。
どうして面白いという方向に持っていったかはわからないけれど。
わからない。暖かいものに包まれて彼に抱きしめてもらってそのまま死にたい。
最後にめちゃくちゃ幸せな思いをしてそれ以上辛くならないうちに死にたいなんて本当にわがままだ。
申し訳なくても考えたくなくても憂鬱になって悩み続ける自分が嫌い。
まや